平成19年岐阜県多治見市は40.9℃とその年の国内最高気温を記録。
日本国内のみならず世界的にもその必要性が一層増してきている地球温暖化と連動している都市温暖化の対策において、地場産業である美濃焼タイル産業の技術と力で提案すべく、多治見商工会議所・名古屋工業大学・多治見市・岐阜県陶磁器工業組合連合会・美濃焼タイル産業関係者等による産学官連携の推進により開発。
特殊な角度と高い反射率を有する釉薬を使用することによって、都市に照射する太陽熱を効率よく宇宙に反射させ都市内部に蓄熱させないタイルを完成。2009年より“美濃焼クールアイランドタイル”として販売開始。2008年に多治見商工会議所の呼び掛けで結成した「美濃焼クールアイランドタイル振興会」の会員である地元タイル業界等35社が販売促進に注力している。